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中小企業家同友会とは

私は2017年4月から愛知中小企業家同友会に所属しています。

 

同友会とはどんな団体でどんな活動をしているのかご紹介いたします。

 

 


中小企業家同友会とは


中小企業家同友会全国協議会(中同協)は、全国都道府県の中小企業家同友会による協議体です。

 

1.中小企業家同友会の創立 1957年4月26日

 

2.全国協議会の結成 1969年11月17日

 

3.同友会(東京・大阪・名古屋・福岡・神奈川)会員数700名弱で結成

 

4.2019年4月現在 加盟企業数

    47都道府県 会員 47,022企業経営者

 

    平均企業規模・従業員数 30名・資本金 1,500万円

 

ととても歴史のある全国の中小企業家が集まった大きな団体です。

 


同友会3つの目的


1.いい会社をつくろう・・・企業の自主的近代化と強靭な経営体質をつくることをめざします。

 

2.いい経営者になろう・・・同友会は、中小企業家が自主的な努力によって相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。

 

 

3.いい経営環境をつくろう・・・同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく社会的、経済的、政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的で平和的な繁栄をめざします。(昭和48年 全国総会で決議)

 

第1の目的にある強靭な経営とは、結果として売上高が伸びていること、持続的に一定以上の利益が出ていること。借入金が少なくて自己資本が多いこと、などの他に同友会では従業員との間に固い信頼関係を築くことを強調しています。

 

第2の目的には、経営者に総合的な能力を身につけることを求めています。商道徳を無視して理不尽なやり方をしたり、多少のごまかしは儲けのためには仕方がないという態度は、同友会にふさわしくありません。 

 

 

第3の経営環境の改善とは、中小企業家としてものを見る場合、企業努力が正しく酬われるような世の中でありたい、そうなっていない現状を改善したいという思いを『同友会』という団体に結集し、会外の中小企業家の望みと合わせた大きな力で実現を図ろうということです。

 

この3つの目的は、どんな経営者でも賛成できるもので、経営者の誰もがそうしたい、そうなりたいとの願いを表現したものです。

 


自主・民主・連帯の精神


経営者の団体は数多くありますが、同友会は“中小企業家が自主的に参加し、民主的に運営し、中小企業家のあらゆる要望に応えて活動する”という点で、他の団体とは違った特色を持っています。 

 

同友会ができるきっかけは、「中小企業団体法」などの中小企業の組織化に関して、国からの統制や上下関係を持ち込むことに組みしたくないと考えて生まれました。

 

その原点から組織運営の面で、あるいは企業経営の面においても大切にする精神として、「自主」「民主」「連帯」を掲げています。

 

「自主」とは他のいかなるところからも干渉や支配を受けない。

また、会の入会、退会行事への参加についても会員の自主性を大切にするということです。

 

「民主」とは会の運営を会員の要求や意見もとづいて行ない、支配が起こらないようにする。議論を尽くした決定とみんなで力を合わせて一致して活動していくことです。

 

「連帯」とは会員同士が助け合いとあらゆる階層の方と手をとりあっていくこと、会員相互の協力や団結を意味しています。

 


月1例会


私の所属している愛知中小企業家同友会では毎月、会員によって作り上げれた勉強会『例会』が行われています。

 

2020年01月28日(火)には

 

会社の目的を明確化させた経営理念〜自発性を生む組織風土をつくろう〜をテーマに開催され

 

株式会社大中環境の代表取締役 中島正則 氏(一宮西地区 中島室室長)による報告をしていただきます。

 

どなたでも無料で参加できますのでご興味のある方は下記よりお問い合わせください。

 

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